住宅の引渡しについて
積立分譲住宅
住宅が完成したら、積立分譲契約に基づき、[譲渡価額]、[残代金の支払方法]、[譲渡物件の詳細]、[買戻特約]に関する事項について譲渡契約を締結し、分譲代金等を受領後、住宅の引渡しを行います。
定期借地権付分譲住宅
住宅の譲渡契約と土地の借地権設定契約に基づき、住宅完成後、住宅の分譲代金、土地の保証金等を受領後、住宅の引渡しを行います。
譲渡価額について
積立分譲住宅の譲渡価額は、土地価格と建物価格を合計した額となります。
定期借地権分譲住宅の譲渡価額は、建物価格のみとなります。
1:土地価格
2:建物価格
(1) 「建築工事費」
当公社と登録建設業者が締結する建設工事請負契約の契約金額とします。
(2) 「公社事務費」
建物価格には建築工費費の6.00%に相当する額を含みます。
これは契約事務手続き、設計図書の審査、建築確認申請業務、工事発注・監理業務、登記事務など、申込みから住宅の引渡し、入居後の定期点検などお客様が安心して快適にお住まいいただくために公社が提供するサービスの対価としていただいております。
(3) 「建築工事中の金利」
建築工事の発注後に請負者へ前渡金を支払った場合、その支払額に対して、支払った日から分譲代金を受領する日までの期間利息を建物価格に含めます。
(4) 「消費税」
建物価格には消費税を含みます。
譲渡価額
土地価格 = 敷地面積 (m2) × 1m2当り単価 (円/m2)
建物価格 = 建築工事費(1) + 公社事務費(2) + 建築工事中の金利(3) + 消費税(4)
※消費税=(建築工事費+公社事務費(6.0%)+建築工事中の金利)×消費税率
お支払いについて
1:分譲代金
積立分譲住宅は、引渡しまでに積立てた積立金を運用した利息を譲渡価額から差し引いた残代金を、定期借地権付分譲住宅は、第一回支払い金、第二回支払金を差し引いた残代金をそれぞれ住宅ローンなどにより住宅の引渡し前日までにお支払いいただきます。
2:土地の保証金等(定期借地権付分譲住宅の場合)
定期借地権分譲住宅は、土地の保証金と第一回地代を住宅の引渡し前日までにお支払いいただきます。
3:引渡しに係る諸費用
住宅の引渡しに伴い、お客様の負担となる下記項目について概算額にてお預かりします。
項目ごとに精算を行い、差額が生じた場合はその差額を返還又は請求します。
- [共通項目](概ね20〜50万円)
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- 登録免許税
- 水道分担金
- 固定資産税(入居の翌月から12月まで)
- 確認申請手数料
- 引渡し時に必要な書類
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- 所有権移転登記申出書 (所有権の持分について確認する書類)
- 住民票…… 1通 (登記名義人ごとに提出)
- 印鑑証明書…… 1通 (登記名義人ごとに提出)
- 収入印紙)
アドバイス - 引越しのスケジュール
引越しは面倒な作業の連続。間際になって慌てないように1ヶ月くらい前から準備を始めると安心です。まず何から始めたら良いのか、引越しのスケジュールを立てましょう!
引越しが決まったら早めに
- 不動産会社(大家)への退去の連絡
- 引越し方法の選択と業者等の手配
2週間前までに
- 転出届、転校手続き、郵便物の転送手続き
- 国民健康保険・児童手当他福祉関係の手続き
- 電気・ガス・水道・NTT・NHKへ連絡
- 荷造り材料の準備・不用品の処分
- 挨拶状の用意
前日までに
- 新聞の解約・精算
- 近所へのあいさつ
- 引越し業者、手伝いの人への確認
- 荷造り・点検
引越し当日
- 電気・ガス・水道を止め、料金を精算
- 荷物の搬出・搬入・積み残しのチェック、掃除・ゴミ処理
- 新居ご近所へのあいさつ
引越し後
- 転入学手続き
- 国民健康保険・福祉関係の手続き
- 運転免許証の住所変更
- 自動車の登録変更
- 挨拶状の発送
- 新聞の申込み
- 荷物の片付けと梱包資材などゴミ処理
- 各種保険・預金口座・カードの住所変更
- 公共料金の自動引き落しの手続き